WRX S4の燃費は悪い?カタログ値10.8km/Lと実燃費・ガソリン代

ガソリンスタンドで給油しているスポーツセダン

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『WRX S4って燃費が悪いって聞くけど、実際どれくらい?』と気になっている方も多いはずです。スバル WRX S4は275PSの2.4Lターボなので、ガソリン代が心配になりますよね。

結論から言うと、カタログ値はWLTCで10.8km/L(GT-H EX)で、街乗りが多いと実燃費はこれより下がりやすいです。しかもハイオク指定なので、年間のガソリン代は先に計算しておくと安心です。

目次

WRX S4のカタログ燃費はいくつ?

先に結論

2代目VBH型のWLTC燃費は、GT-H EXが10.8km/L、STI Sport R EX系が10.7km/Lです(スバル公式 主要諸元 2025.10版)。

まずはカタログの数字から見ておきましょう。現行(最終)の2代目VBH型は、2026年5月18日に受注が終わり、新車は販売店の在庫車だけになりました。

燃費の数字は、在庫車でも中古でも同じ年式なら変わりません。グレードごとの価格とあわせて並べておきます。

グレード最終価格(税込・公式)WLTC燃費
GT-H EX4,477,000円10.8km/L
STI Sport R EX5,027,000円10.7km/L
STI Sport R-Black Limited5,302,000円10.7km/L
STI Sport R-Black Limited Ⅱ5,302,000円10.7km/L

全車が2.4L水平対向4気筒の直噴ターボ(FA24)で、275PS・375N・mです。駆動は全車AWD、変速機はCVTなので、グレードで燃費の差はほとんどありません。

ちなみに、WLTCの値はSI-DRIVEやドライブモードを「I」にした状態での数字です。古い基準のJC08モードでは12.7km/Lという数字も出ています。

実燃費はカタログ値より下がる?

『カタログ通りに走れるの?』と思いますよね。正直に言うと、普段使いでカタログ値を上回るのは難しい車です。

実燃費は、走る場所と乗り方でかなり変わります。数字を断定するのは難しいので、ここでは「どんな時に下がりやすいか」で見ていきます。

走り方燃費の傾向理由
信号の多い街乗り下がりやすい止まって加速する回数が多い
渋滞が多い通勤下がりやすい低速が続く
高速道路の巡航カタログ値に近づきやすい一定速度で走れる
スポーツモードで加速を楽しむ下がりやすいターボの過給をよく使う
冬の短距離下がりやすいエンジンが温まるまで燃料を多く使う

例えば、毎日5km程度の通勤だけに使う場合は、エンジンが温まりきらないうちに着いてしまいます。こういう使い方だと、燃費はカタログ値からかなり離れることがあります。

逆に、週末に高速道路で遠出することが多い方は、カタログ値に近い数字を見ることもあります!燃費計の数字を区間ごとに記録してみると、自分の実燃費がつかみやすいです。

走り方ごとに燃費が上がる場面と下がる場面を並べた図解

なぜ「燃費が悪い」と言われるの?

『同じくらいのセダンと比べて、やっぱり悪いの?』という疑問もありますよね。燃費が悪いと言われる理由は、主に3つあります。

燃費が悪いと言われる理由
  • 2.4Lのターボで275PSという大きな出力がある
  • 全車AWDで、2WDより駆動の負担が大きい
  • 車両重量が1,600kg台ある

ハイブリッドやコンパクトカーと比べると、燃費の数字は見劣りします。ただ、WRX S4はもともと加速と安定性を楽しむ車なので、燃費はその代わりに払うコストと考える人が多いです。

「燃費、思ったより悪いね」<br>「でも、この加速なら納得かな」

こんなふうに、乗ってみて割り切れるかどうかが大事なところです。走りの性能そのものは2.4Lターボ(FA24)の記事で詳しく見ています。

ハイオク指定?レギュラーガソリンは入れられる?

よくある失敗

「ハイオクは高いからレギュラーでいいか」と入れてしまうのは避けましょう。WRX S4は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です。

WRX S4の燃料は、ハイオク指定です。レギュラーガソリン仕様のグレードはありません。

『入れてしまったらすぐ壊れる?』と心配になりますよね。すぐに壊れるわけではありませんが、エンジンが本来の性能を出せず、燃費や加速が落ちることがあります。

燃料使えるか起こりうること
ハイオク(無鉛プレミアム)指定燃料本来の性能で走れる
レギュラー指定外出力や燃費が落ちることがある
軽油使えない故障の原因になる

間違えてレギュラーを入れた時は、できるだけ早くハイオクを足して薄めるのが一般的な対処です。不安な時は、取扱説明書を見るか販売店に相談してみてください。

ハイオクとレギュラーの価格差は時期と地域で変わりますが、1Lあたり10円前後になることが多いです。年間の差額は、次の章の計算で確かめられます。

タンク容量63Lで航続距離はどのくらい?

燃料タンクは63Lです。満タンで何km走れるかは、実燃費で決まります。

ここでは、実燃費を仮に置いて計算してみます。数字は「もしこの燃費なら」という目安として見てください。

実燃費(仮定)満タン63Lでの航続距離(計算)
7km/L約441km
8km/L約504km
9km/L約567km
10km/L約630km
10.8km/L(GT-H EXのWLTC)約680km

実際には、燃料計が空になるまで走ることはないので、使える距離はこれより短くなります。高速道路で遠出する時は、残りが4分の1ほどになったら給油しておくと安心です。

給油口の開け方は、年式で違う場合があるので取扱説明書の「給油」のページで確かめておきましょう。初めて給油する時に戸惑わないよう、納車の時に販売店で聞いておくと安心です。

タンク63Lでの航続距離を実燃費ごとに計算した図解

年間のガソリン代はいくら?

『結局、年間でいくらかかるの?』が一番知りたいところですよね。ここもハイオクの価格と実燃費を仮に置いて計算してみます。

ハイオクを1Lあたり180円と仮定した場合の計算です。実際の価格は時期と地域で変わるので、近所の価格に置き換えてみてください。

年間走行距離実燃費8km/L実燃費9km/L実燃費10km/L
5,000km約112,500円約100,000円約90,000円
10,000km約225,000円約200,000円約180,000円
15,000km約337,500円約300,000円約270,000円

例えば年1万km走って実燃費が9km/Lなら、年間で約20万円です。月にすると17,000円前後になります。

年間のガソリン代を計算する手順の図解
自分のガソリン代を出す手順
  1. 年間の走行距離を見積もる(月の距離×12)
  2. 実燃費を仮に決める(街乗り中心なら低めに)
  3. 走行距離÷実燃費で、年間の給油量を出す
  4. 給油量×ハイオク単価で、年間のガソリン代を出す

ガソリン代は維持費の中でも大きな割合を占めます。税金や保険まで含めた全体の金額は、WRX S4の維持費は年間いくら?で内訳をすべて出しています。

ガソリン代は税金や保険と比べて大きい?

『燃費ばかり気にしているけど、ほかの維持費と比べるとどう?』という見方も大事ですよね。ここでは、金額が決まっている税金と並べてみます。

費目(年あたり)金額根拠
自動車税(種別割)43,500円2.4L・2019年10月以降の新規登録
重量税16,400円車両重量1.5t超2.0t以下(車検2年で32,800円)
ガソリン代(年1万km・9km/L・180円/L)約200,000円この記事の計算

こうして並べると、ガソリン代は税金の合計約6万円の3倍以上になります。走る距離が多い方ほど、燃費の差が維持費全体に効いてくるんです。

逆に、週末だけ乗る方なら、年5,000km程度でガソリン代は約10万円に収まる計算です。乗る頻度で負担がかなり変わるので、自分の使い方で計算してみてください。

補足

2019年9月以前に新規登録された車の自動車税は、2.4Lで年45,000円です。中古で買う時は、車検証の初度登録の年月を見ておきましょう。13年を超えると税額が上がる点も覚えておくと安心です。

ちなみに初代VAG型は2.0Lターボなので、自動車税の区分が変わります。2019年9月以前に登録された車なら年39,500円です。

在庫車・中古で燃費の差は出る?

『中古だと燃費が悪くなっているのでは?』と心配になりますよね。結論から言うと、整備がきちんとされていれば、年式による燃費の差は大きくありません。

それより影響が大きいのは、タイヤやオイルの状態です。空気圧が低いままだったり、オイル交換が遅れていたりすると、燃費は落ちやすくなります。

中古で燃費に関わるところを確かめる
  • 整備記録簿でオイル交換の履歴を見る
  • タイヤ(245/40R18)の溝と空気圧を見る
  • 社外の太いタイヤやホイールに替わっていないか見る
  • エンジンの警告灯が点いていないか確かめる

タイヤやホイールを大きく重い物に替えている車は、燃費が下がることがあります。純正サイズの245/40R18のままかどうかも、見ておきたいポイントです。

在庫の新車や未使用車なら、こうした心配はほとんどありません。どちらを選ぶか迷う方は、燃費だけでなく総額とあわせて比べてみてください。

燃費を少しでも良くするには?

燃費を上げるために、走りの楽しさを我慢する必要はありません。日々のちょっとした工夫で差が出ます!

燃費が良くなりやすいこと
  • 普段はSI-DRIVEやドライブモードを燃費寄りにする
  • 発進はゆっくり踏み込む
  • タイヤの空気圧を月に1回確かめる
  • 不要な荷物を積みっぱなしにしない
燃費が落ちやすいこと
  • スポーツ寄りのモードで街乗りをする
  • 短距離の移動ばかりになる
  • 空気圧が低いまま走る
  • 冷暖房を強めのまま長く使う

エアコンの効きが落ちていると、冷房を強めに使いがちです。エアコンフィルターの交換で風量が戻ることもあるので、エアコンフィルター交換の手順もあわせて見てみてください。

燃費とあわせて保険料も見直すと、毎年の負担をぐっと減らせることがあります。保険の考え方は任意保険料の目安と下げ方にまとめました。

購入の段階で総額を抑えたい方は、WRX S4の値引き相場と交渉の順番もどうぞ。在庫車の今だからこそ、条件の比べ方を知っておくと役立ちます。

よくある質問

WRX S4のカタログ燃費はいくつですか?

2代目VBH型のWLTC燃費は、GT-H EXが10.8km/L、STI Sport R EX系が10.7km/Lです(スバル公式 主要諸元 2025.10版)。

WRX S4はハイオクですか?

はい、無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です。レギュラーガソリン仕様のグレードはありません。

燃料タンクの容量は?

63Lです。実燃費が9km/Lなら、満タンで計算上は約567km走れます。

実燃費はどのくらいですか?

走り方で大きく変わるので断定はできません。街乗りや短距離が多いとカタログ値より下がりやすく、高速道路の巡航ではカタログ値に近づきやすいです。

間違えてレギュラーを入れたらどうなりますか?

すぐに壊れるわけではありませんが、出力や燃費が落ちることがあります。早めにハイオクを足し、不安なら販売店に相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • WLTC燃費はGT-H EX 10.8km/L、STI Sport R EX系 10.7km/L
  • 実燃費は街乗りや短距離で下がり、高速巡航で上がりやすい
  • ハイオク指定で、レギュラー仕様は無い
  • タンクは63Lで、実燃費9km/Lなら計算上約567km走れる
  • 年1万km・実燃費9km/L・180円/Lならガソリン代は年約20万円
WRX S4買いたいドットコム

WRX S4買いたいドットコム 編集部

WRX S4の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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