当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
『WRX S4を買ったら、少しだけ自分好みにしたい』と考えている方は多いですよね。ただ、パーツの数が多すぎて、どこから手を付ければいいか迷いやすい車でもあります。
結論から言うと、最初は純正アクセサリーかSTIパーツから選び、外した純正部品を保管しておくのが失敗しにくい順番です。売る時に元へ戻せるかどうかで、手元に残るお金が変わることもあるからです。
ここでは、部位ごとの定番カスタムと、車検・売却で困らないための注意点をお伝えします。
WRX S4のカスタムはどこから始める人が多い?
手軽さで選ぶなら、エンブレムやロゴ、ミラーカバー、LEDアクセサリーライナーのような「貼る・付け替える」パーツからが始めやすいです。エアロや大型ウイングは、車検と売却のことまで考えてから選びましょう。
現行(最終)の2代目VBH型は、2021年11月25日に発表されたモデルです。2026年5月18日で受注が終わり、新車は販売店の在庫対応のみになりました。
つまり、これからカスタムする人の多くは、在庫車・未使用車・中古車を手に入れてから手を加えることになります。中古の場合は、前のオーナーが付けたパーツがそのまま残っていることもあるんです。
カスタムは大きく分けて、次の3つの入り口があります。
| 入り口 | 主なパーツ | 元に戻しやすさ | 車検への影響 |
|---|---|---|---|
| メーカー・ディーラー系 | 純正アクセサリー、STIパーツ | 戻しやすいものが多い | 対応品が多い |
| 社外の貼り付け系 | ミラーカバー、ロゴステッカー、アイライン | 剥がせば戻せる | 影響は小さめ |
| 社外の交換・加工系 | エアロセット、ボンネット、GTウイング | 戻すのに手間がかかる | 製品ごとに確認が必要 |
『どうせなら一気に変えたい』と思うかもしれません。ただ、最初の1〜2点を付けてみて、見た目の変化を確かめてから次へ進むほうが、お金も気持ちも無駄になりにくいですよ。
VAGとVBHでパーツは共通?
ここは見落としやすいところです。初代VAG型(2014年8月〜2021年1月)と2代目VBH型は、ボディの形がまったく違います。
エアロやライト周りのパーツは、基本的に型式ごとに別物と考えておきましょう。ネット通販やオークションで探す時は、商品名に「VBH」と書かれているかを最初に確かめると安心です。
歴代の違いはWRX S4の歴代(VAG型・VBH型)の違いにまとめています。
エアロパーツはどれを選ぶ?フロント・サイド・リヤの定番
『エアロを付けたいけど、どこまでやればいいの?』と迷う方も多いはずです。WRX S4のエアロは、フロント・サイド・リヤの3か所を揃える「エアロセット」で考える人が多いです。

| 部位 | よくあるパーツ | 気をつける点 |
|---|---|---|
| フロント | フロントアンダースポイラー、リップ | 最低地上高135mm(公式諸元)からさらに下がる |
| サイド | サイドアンダースポイラー | 段差や輪止めでこすりやすい |
| リヤ | リヤアンダースポイラー、ディフューザー | マフラー形状との相性 |
| トランク | トランクスポイラー、GTウイング | 穴あけの有無 |
WRX S4の最低地上高は135mm(主要諸元)です。もともと低めのセダンなので、フロントにリップを足すとコンビニの段差や駐車場の輪止めでこすりやすくなります。
普段使いが多い方は、材質がやわらかめのものや、地面との距離を少しだけ下げるデザインを選ぶと気楽ですよ。
「エアロセット」と単品、どちらがいい?
エアロセットは見た目に統一感が出るのが良いところです。一方で、価格が上がり、1か所を傷めた時の交換も手間になります。
- 前後左右のデザインがそろう
- 同じメーカーで色味を合わせやすい
- 取り付けを一度で済ませられる
- 費用がまとめて大きくなる
- 低くなる部分が増えてこすりやすい
- 売る時に好みが分かれる
社外ブランドの名前(例えばLEGAMAX SPORTSなど)でVBH用のエアロを探す人もいます。どのブランドでも、適合する型式と、塗装済みか未塗装かを先に確かめておきましょう。
ウイングとスポイラーは別記事で詳しく
リヤのウイングは、純正の大型リヤスポイラーが2023年10月の一部改良でSTI Sport R EXのメーカーオプションになった経緯があります。後付けや社外品との違いはWRX S4のリアスポイラー・ウイングで比べています。
ボンネットダクト・樹脂フェンダーなど外装の大物はどう考える?
『もっと迫力を出したい』となると、ボンネットやフェンダーまわりに目が行きますよね。ただ、ここからは費用も手間も一段上がります。
- 社外ボンネットに替えたら、純正ボンネットの置き場所に困った
- 塗装の色味がボディと合わず、浮いて見えた
- フェンダーを広げて全幅が変わり、記載変更が必要になった
ボンネットダクト付きの社外ボンネットは、見た目の変化が大きいパーツです。素材や取り付け方法によって、雨水の入り方や熱の逃げ方も変わるので、製品の説明をよく読んでから選びましょう。
全幅はGT-H EXで1,825mm(主要諸元)です。オーバーフェンダーで幅が変わる場合は、車検証の記載変更が必要になることがあります。
黒い樹脂フェンダーを同色に塗るかどうかは、好みがはっきり分かれる部分です。塗装・ラッピング・ワイドボディの違いはWRX S4の樹脂フェンダーの選択肢で詳しく書いています。
大物パーツは、外した純正部品を保管する場所があるかも先に考えておきましょう。売る前に純正へ戻すかどうかで、選べる道が変わります。
LEDアクセサリーライナー・アイライン・ミラーカバーは付けていい?
『手軽に雰囲気を変えたい』なら、このあたりが一番人気です。実は、貼る・はめるだけのパーツでも、印象はかなり変わるんです。
| パーツ | 変わる印象 | 戻しやすさ | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|---|
| LEDアクセサリーライナー | 夜の顔つきがはっきりする | 配線ありは手間 | 点灯色と光り方の保安基準 |
| アイライン | ヘッドライトが鋭く見える | 剥がせば戻る | ライトの光を遮らない位置か |
| ミラーカバー | ブラックやカーボン調で引き締まる | 付け替えで戻る | ウインカー部分の形が合うか |
| エンブレム・ロゴ | ブラック化などで統一感が出る | 剥がせば戻る | 剥がす時の塗装はがれ |
LEDアクセサリーライナーは、ディーラーで扱う純正アクセサリーの中でも人気が高いパーツです。社外品を選ぶ場合は、光る色や点き方に決まりがあるので、車検対応をうたう製品にしておくと安心です。
ミラーカバーは、STI Sport R-Black Limitedのブラックドアミラーのような雰囲気を、ほかのグレードで出したい時にも使われます。黒い部分が増えると、樹脂フェンダーとのつながりも良くなりますよ。
- 商品名に「VBH」用と書かれているか
- 純正アクセサリーカタログに同じ用途の品があるか
- 剥がす時に塗装を傷めない素材か
- ライトやカメラの視界をふさがないか
最後の項目は大事なところです。
WRX S4はアイサイトのカメラを使って運転を支援するので、フロントガラスまわりに物を貼る時は特に注意しましょう。詳しくはWRX S4のアイサイトとアイサイトXをご覧ください。
アクセサリーカタログはどこで見られる?
純正アクセサリーは、スバルのアクセサリーカタログや販売店で確認できます。ただ、2026年5月18日に受注が終わっているため、今後どこまで部品として取り寄せられるかは販売店に聞いてみるのが確実です。
『あとで付ければいいや』と思っていると、品切れになることも。気になるアクセサリーがあれば、早めに在庫を確かめておきましょう。
ナンバー移設・内装カスタムで気をつけること
ナンバー移設は、フロントの見た目をすっきりさせたい人に人気のカスタムです。ただ、ナンバーの位置や角度には決まりがあり、ここは慎重に選びたいところですよね。
- 移設キットが車検対応をうたっているか確かめる
- 取り付け後にナンバーが見えにくくならないか確認する
- アイサイトやレーダーなどセンサー類の邪魔にならないか確認する
- 外した純正ステーを保管しておく
内装カスタムも人気です。シフトまわりのパネル、ステアリング、フロアマットなど、手が触れる場所を替えると満足感が大きいんです。
内装はグレードによって元の質感がかなり違います。GT-H EXはトリコット/ファブリック、STI Sport R EXは本革、R-Black LimitedはRECAROシートです(公式の装備表)。
『内装を替えるより、最初から上のグレードを選んだほうが安い?』と迷う方もいるはずです。グレードごとの質感の差はWRX S4の内装をグレード別に解説で比べています。
エアバッグやシートベルトの近くに物を付けるカスタムは避けましょう。見た目より、ぶつかった時の安全を優先してください。
カスタムしたWRX S4は売る時に不利になる?
『いじった車って、売る時に安くなるの?』という心配は、カスタムする前に一度考えておきたいところです。結論から言うと、純正パーツが残っているかどうかで考え方が変わります。

| カスタムの内容 | 売る時の見られ方の傾向 | おすすめの対策 |
|---|---|---|
| 純正アクセサリー・STIパーツ | プラスに見られることもある | 取扱説明書や保証書を残す |
| 剥がせる貼り物 | ほぼ影響しない | 売る前に状態を確認 |
| 社外エアロ・ウイング | 買い手の好みで評価が分かれる | 純正部品を保管しておく |
| 穴あけ・塗装・切断を伴う加工 | 評価が下がりやすい | 加工は最小限にする |
売る時の値段は、時期・地域・走行距離でも変わります。どれくらい差が出るかを断定することはできませんが、純正に戻せる状態にしておけば、売り方を選べるのは確かです。
実は、ボディカラーやグレードのほうが、売る時の値段に大きく効くこともあります。色・グレード・年式の差はWRX S4のリセールバリューで数字を並べています。
これから在庫車や中古を買ってカスタムするなら、買う時の値段を抑えておくことも大事です。値引きの目安はWRX S4の値引き相場と交渉の順番を参考にしてみてください。
よくある質問
WRX S4のVAG用パーツはVBHに使えますか?
エアロやライトまわりはボディの形が違うため、基本的に別物です。商品名や適合表で「VBH」用かどうかを確かめてから買いましょう。
純正アクセサリーはまだ注文できますか?
車両の受注は2026年5月18日で終わっていますが、部品として取り寄せられるかは品目ごとに違います。販売店に在庫と取り寄せ可否を聞いてみるのが確実です。
エアロを付けると車検に通らなくなりますか?
製品や取り付け方によります。最低地上高や全幅が変わる場合は特に注意が必要なので、車検対応をうたう製品を選び、取り付け後の寸法も確かめておきましょう。
ミラーカバーやロゴのブラック化は元に戻せますか?
貼り付けやはめ込みのタイプなら、外せば元に戻せます。剥がす時に塗装を傷めないよう、専用の剥がし方を確認してから作業しましょう。
カスタムするなら、どのグレードがベースに向いていますか?
外装を黒でまとめたいなら、黒いホイールやブラックドアミラーを持つSTI Sport R EX系がベースにしやすいです。費用を抑えて自分で手を加えたいならGT-H EXも選択肢になります。
まとめ
- 最初は貼る・はめる系のパーツか、純正アクセサリー・STIパーツから
- VAGとVBHはボディが違うので、パーツは型式を確かめて選ぶ
- エアロは最低地上高135mmからさらに下がるので、普段使いとの相性を考える
- LEDやナンバー移設は車検対応か、センサーの邪魔にならないかを確認
- 外した純正部品を保管しておくと、売る時の選択肢が残る




コメント